後援会

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AJU自立の家後援会リーフレット

AJU自立の家後援会リーフレット(PDFファイル・4,442KB)

ご挨拶

お願い

AJU自立の家後援会
会長  神尾 隆

AJU自立の家後援会は、社会福祉法人AJU自立の家を支援する目的で、1991年に設立されました。
以来、「重い障害がある人たちが、豊かで生き甲斐のある暮らしができ、地域の中でともに生きる社会づくりを目指す」という寬仁親王殿下のご指導に基づき設立、実践してきた自立の家の活動と運営を支えてきました。この間、自立の家では障害者の下宿屋を卒業した仲間が100名を超えました。
働く場では月10万円の工賃を実現し、知的障害者がぶどう栽培とワインづくりに取り組み、2015年4月には、小牧ワイナリーをオープンさせました。
2023年より、これまで別々に活動をしていたAJU自立の家後援会と小牧ワイナリー事業を支援するワインの樹の会を統合し一体化して活動することといたしました。
一般事業では、ウェルフェアコンサートや季刊紙の発行、わだちまつり等、福祉への理解を得る啓発事業から、自立の家への経済的支援、職員教育など様々な支援をおこないます。
特別事業では、小牧ワイナリー事業の、ワインの品質向上のための機材購入や小牧ワイナリーが開催するイベント等の支援をおこないます。
AJU自立の家後援会では、法人事業では支えることが困難なことへの支援の輪を広げ、名古屋を中心に福祉の街づくりの充実に寄与していきたいと思います。

主催行事

ウェルフェアコンサート

AJU自立の家では、重度の障害を持つ人たちが、社会的自立をめざして活動を続けており、AJU自立の家後援会はその活動を支援してきました。
ウェルフェアコンサート開催もその一環で、障害を持つ人も”ちょっとドレスアップ”して、皆さんとともに美しい音楽に耳を傾ける・・・、そんなコンサートを毎年企画しています。
そして、コンサートを通し、後援会の趣旨である”障害を持つ人も、持たない人も地域社会で心豊かな生活”を送ることができるよう、啓発につとめています。

ウェルフェアコンサート - 過去の出演者プロフィール

拠出事業

事業報告

AJU自立の家後援会 大学修学奨学金 報告書

日本福祉大学社会福祉学部社会福祉学科
人間福祉専修4年 柳原康来

2019年度から奨学金を支給していただきありがとうございます。支給が今年度で終了するにあたり、本年度の大学生活の一部を報告いたします。
大学生活は2020年度、2021年度からオンラインでの講義を引き継ぎながらも、対面での学業がメインとなりました。

学習の成果

今年度の修得単位は42単位(最高修得単位は48単位)でした。
大学での学びとしては、社会福祉士・精神保健福祉士の国家試験に合格して、社会福祉学部を卒業することができました。4年間の総取得単位数は182単位(卒業に必要な最低単位数は124単位)でした。今年度は主に卒業論文の執筆と精神保健福祉士の国家資格の受験要件を満たすため、精神科病院への現場実習を行いました。
卒業論文執筆では、これから私が障害者運動に関わり続けるための核となる「これからの福祉教育を考える~社会福祉協議会と当事者講師の福祉教育へのアプローチ~」を題材に執筆を行いました。知多地域の社会福祉協議会にインタビュー調査を行い、伝え手として何に重きをおくべきなのか・自身の活動で改善することはなにかを論じました。そのなかで、自分の強みである他者に伝えることが自分の目指す社会の実現に不可欠であること、実現にはまだまだ知識やつながりが不足していることに気付きました。
現場実習では、精神障害者の医療現場で生活を見ることができました。社会問題でもある「社会的入院」を目の当たりにして、どのような解決策を講じれば良いのか、患者の医療を受ける権利と地域で暮らす権利をどのように守っていくのかなど多くのことを学びました。実習の途中にコロナの院内感染が起きてしまい3日のみの実習でしたが、大学での講義では知ることのできない生の声を聴くことができました。残りの実習は大学内での代替実習となりました。福祉専門職として何を大事にしていくのか、専門職と障害当事者という立場をどのように使い分けるかについて考え続けることが必要だと学びました。
今年度の学びは、卒業後の進路を決める時に「これから何を核に活動していくのか」を考え続けるためのきっかけとなりました。4年間の大学生活を送ることができたからこそ選ぶことができた道だと思っています。関わって下さったみなさんに心よりお礼申し上げます

次年度に向けて

大学での学びをさらに深めるため日本福祉大学大学院 社会福祉学研究科 社会福祉学専攻(通信教育)の修士課程に進学します。活動拠点は引き継ぎ知多郡美浜町として、地域間格差の解消を主軸に活動していきます。特に力を注ぐのは、卒業論文で執筆した内容をさらに深めて障害の理解や障害者を地域に暮らす一員として助け合える関係をいかに作っていくかを研究していきます。
さらに学業だけでなく、障害者の生活を支える福祉サービスの充実・創出のために愛知県内や全国団体と協同した障害者運動にも積極的に取り組んでいきます。

資格取得証明写真

会員募集

入会案内

本会は、障害をある人もない人も、誰もが心豊かに生きる社会をつくっていこうとする人々により、「AJU自立の家」の活動を援助し、思いやりある福祉社会を目指すために様々な活動をおこないます。
本会の目的に賛同し、協力していただける法人、団体、個人の方々を会員とし、「AJU自立の家後援会会員」と称します。そして、後援会会員のうち小牧ワイナリーへの支援事業をおこなう会員は「ワインの樹の会会員」と称します。
また、本会の目的に賛同し、随時寄付を下さる法人・団体、個人を賛助会員と称します。
1人でも多くの皆様に入会していただく事で、さらに大きな輪が広がり、福祉の街づくりが充実して参ります。
皆様のご理解、ご協力をお願いします。
氏名(法人の場合は法人名とご担当者のお名前)、電話番号、送付先住所を後援会事務局(電子メール)あてにご連絡ください。折り返し、後援会パンフレット、払込用紙を送付させていただきますので、郵便払込で本年度分会費の納入をお願いいたします。入金確認と同時に入会とさせていただきます。
直接、郵便局よりお払い込みの場合は下記の払込先まで納入をお願いいたします。

●払込先
  口座番号:00850-6-113253
  加入者名義:AJU自立の家後援会

また、お近くにお住まいの方は、AJU自立の家後援会事務局(郵便番号:466-0037 名古屋市昭和区恵方町2-15、電話番号:052-841-5554)に直接お持ちいただいても結構です。

●会費

AJU自立の家後援会年会費
個人会員:年会費 一口 1,000円
法人・団体会員:年会費 一口 10,000円
ワインの樹の会年会費
個人会員:年会費 一口 5,000円
(この内、1,000円は後援会会費とする)
法人・団体会員:年会費 一口 30,000円
(この内、10,000円は後援会会費とする)
※AJU自立の家後援会年会費ならびにワインの樹の会年会費

会員になっていただくと・・・

  1. 季刊紙の発送(年4回)
    後援会の活動状況を報告します。さらに、AJU自立の家の活動も紹介します。
    *会員の皆様からのお便りも随時募集しています。(800字程度にまとめて後援会事務局までお願いします。)

  2. お誕生カードの発送
    AJU自立の家の仲間が描いた作品をカードにして、会員の皆様へお誕生日に発送しています。
    カードの絵は毎年更新され、毎回違った作品がお手元に届きます。

ワインの樹の会会員になっていただくと

  1. 法人・団体会員の方にはアニバーサリーワインを2本進呈いたします。
    個人会員の方には、バースデーワイン(ハーフワイン)を進呈いたします。

  2. ワインの購入やワイナリーでの買い物時に、10%の割引が受けられます。

役員紹介

後援会役員紹介

名誉会長
寬仁親王妃信子殿下
会長
神尾 隆 (トヨタ自動車株式会社 元相談役)
副会長
木村 剛 (名古屋市 元健康福祉局長)
幹事
稲垣 隆司 (愛知県 元副知事)
幹事
岩田 光義 (中部楽器技術専門学校創設者)
幹事
神尾 素
幹事
島 幸子 (日本ソムリエ協会理事)
幹事
谷 喜久郎 (新東通信代表取締役会長)
幹事
松山 登 (愛知県議会 元議員)
幹事
村上 かづ (愛知県重度障害者の生活をよくする会)
幹事
八木 宏子
幹事
山内 尚子 (日進工業所代表取締役)
幹事
山田 昭義 (社会福祉法人AJU自立の家顧問)
事務局長
辻 直哉 (社会福祉法人AJU自立の家常務理事)
監査役
下村 明子 (社会福祉法人AJU自立の家監事)

50音順・敬称略

ご寄附

  金額・お振込み日は自由にお決め頂き、ご寄付としてお振込み頂くことができます。
  お年玉や賞与など、その「"しあわせ"の分け与え」として、障害者福祉の向上にご協力下さい。
  また、故人やご遺族のご意思に基づき、お香典・ご遺産の一部などをご寄付いただく事も可能です。

  郵便局よりお払い込みください。

●払込先

  口座番号:00850-6-113253

  加入者名義:AJU自立の家後援会