障害女性たちがジュネーブに飛んだ 草の根の声よ、国連に響け!
日時 2016年6月14日(火)18時から20時
会場 AJU自立の家 サマリアハウス
プログラム
- 開会あいさつ 江戸徹(AJU自立の家常務理事)
- ジュネーブ派遣団から
「なぜDPI女性障害者ネットワークは国際ロビーイング活動に派遣を決めたのか?」
「女性差別撤廃委員会 傍聴&ロビーイング活動報告/今後に向けての取り組み 活動アピール」 - 派遣団長:藤原久美子
自立生活センター神戸Beすけっと・事務局長 ピア・カウンセラー(視覚障害) 。妊娠・出産で受けた複合差別体験をもとに、2011年よりDPI女性障害者ネットワークのメンバーとして活動。 - 派遣団員:河口尚子
立命館大学生存学研究センター客員研究員 - 閉会のあいさつ AJU自立の家
申し込み 不要
参加費 無料
趣旨
「障害のある女性」が複合的な差別を受けていることに、ようやく光が当たり始めました。兵庫県では「障害のある女性」に全国で初めて言及した障害者福祉基本計画が昨年4月から施行されています。
複合差別をなくすためには、「女性の人権」問題としても取り組む必要があります。今年2月16日、ジュネーブで国連の女性差別撤廃条約委員会による第7・8回日本政府審査が行われました(日本は1985年に条約を批准)。私達DPI女性障害者ネットワークはその場に障害女性を送り出し、昨年出された「課題リスト」(=女性差別をなくすために取り組むべきことの一覧)に盛り込まれなかった課題も含め各国の委員にロビーイングをし、日本政府がどう答えるのかを見守りました。
昨年7月に続き、今回はさらに多くの方々の支援を受けて、DPI女性障害者ネットワーク派遣団(介助/通訳者を含む11人)が、草の根の声を届けてまいりました。国連でのロビー活動報告とともに、そのことが今後私たちの生活にどのように影響していくのかをお話ししたいと思います。
※DPI女性障害者ネットワークから「障害女性当事者を国際ロビーイングの場に!」とカンパを呼びかけたところ、昨年7月は目標額80万円を超え、今年2月も目標額185万円を超えるカンパをいただきました。厚くお礼申し上げます。今回の活動の成果をいろんな人と分かち合うために、カンパを生かして各地で報告会を行っています。